ヘッジファンドとはどのような投資方法なのか。ここでは、ヘッジファンドやオルタナティブ投資とは何か、ヘッジファンドの種類、ヘッジファンドの投資システムなどを紹介します。ヘッジファンドと一口に言っても、その種類はさまざま。自分の投資方針に沿って、最も適切なヘッジファンドを選びましょう。
「ヘッジファンド」とは何か?
最近の投資ブームもあって、「ヘッジファンド」という言葉も一般的なものとして定着してきた感があります。しかし、実際にヘッジファンド投資をしている人、ヘッジファンドが何かについて知っている人はまだまだ少ないように感じられます。
ここでは、ヘッジファンド投資を始める前に、そもそもヘッジファンドとは何なのかという問題について確認しておきたいと思います。ヘッジファンド投資を考えている方はぜひヘッジファンドへの理解を持っていただければと思います。
ヘッジファンドとは何か?
ヘッジファンドとは、一般的に投資家を市場の価格変動から守るファンドのことを指しています。
そもそも、ヘッジとは「守る」という意味の言葉です。その意味からもわかるように、ヘッジファンドは、市場が上昇局面にあるときも、下降局面でも収益を上げることを最大の目的としています。
投資家としては、この点にもっとも魅力を感じますね。
このヘッジファンドの性格上、運用が投機的なので、「投機集団」、「ハゲタカファンド」と揶揄されることも多いのですが、現在は機関投資家の投資対象にもなり始め、より一般的なファンドとしての認知度を高めつつあるといえるでしょう。
市場下落のときにヘッジファンドを守る手段は「空売り」
ヘッジファンドが用いる最大の武器は「空売り」です。
投資の経験者ならおわかりだと思いますが、空売りは、株式でも商品でも、それを先に売って後で買い戻すことで、その間の利ざやを稼ぐ手法です。
これは、買いの反対の動きをする投資手法なので、的確に組み合わせることができれば、市場が下落するときにもファンドを「守って」くれる可能性が高まります。
もちろん、空売りより買いのほうが強く、買いより空売りのほうが弱いことが全体の収益につながります。
ヘッジファンドが身近な投資対象に!
10年ぐらい前までは、ヘッジファンドは家業的ななごりがあって、ヘッジファンドは正規の運用家として見られることがありませんでした。
しかし、現在では、伝統的な投資方法と比べて、運用の相関性が低いため、絶対的な収益性が期待できるということでポートフォリオ運用の一部としての魅力を感じる機関投資家が増え始めています。
最近はファンドオブファンズなどの商品にも見え始めたように、今後は、ヘッジファンドがより個人投資家の手に入りやすい時代がくると考えられます。
我々個人投資家は、そんな時代が来る前に投資をすべきだというのが私の考えです。特にヘッジファンド投資には、時間がかかります。できるだけ大きなリターンを得るためにも、早めの投資が正解でしょう。