ヘッジファンドとはどのような投資方法なのか。ここでは、ヘッジファンドやオルタナティブ投資とは何か、ヘッジファンドの種類、ヘッジファンドの投資システムなどを紹介します。ヘッジファンドと一口に言っても、その種類はさまざま。自分の投資方針に沿って、最も適切なヘッジファンドを選びましょう。
ヘッジファンドの投資戦略
ヘッジファンドと一言に言っても、そこには実に多彩な投資戦略を持ったヘッジファンドが存在します。
ここでは、それらヘッジファンドの投資戦略と、運用方法を簡単に説明します。
ヘッジファンドの投資戦略は一つではない
ヘッジファンドには、実は多種多彩な投資戦略があります。
その中には、どのような環境でも基本的に儲けることができる普遍的な戦略もあれば、そのときそのときに生じる投資環境に有効な戦略もあるのです。
基本は、流動性が比較的に高い公開市場の商品が投資対象になります。
もっともポピュラーな投資戦略は株式!
もっともポピュラーで、資産運用残高が最大のヘッジファンド投資戦略は、株式の買いと売りを組み合わせるタイプです。
しかし、それぞれのヘッジファンドの性格には様々あり、市場の方向性に賭けるものもあれば、市場方向に中立型のヘッジファンドも存在します。
さらに、債券、為替、商品やその他商品に収益チャンスがあれば、もちろん、それもヘッジファンドの有望な戦略になっています。
レバレッジとヘッジで運用
レバレッジとは借り入れのことで、投資資産を膨らませることで、攻めの投資手段となります。ヘッジファンドでは、このようなレバレッジを効かせることで、より大きなリターンを求める投資を行います。
また、それぞれの戦略によって活用の仕方は異なりますが、ヘッジファンドのヘッジとは、そもそも市場の変動から投資資産を守るという意味です。したがって、高いレバレッジをかけながらも、リスクを最小に押さえる投資戦略をとるのがヘッジファンドの投資戦略と考えればよいでしょう。
ファンダメンタルズ分析型運用
ファンダメンタルズ分析とは、企業業績、マクロ経済、あるいは金融商品自身の本質的価値が、投資の根源であるという考えです。
このようなヘッジファンドでは、投資対象が株式であろうと、債券であろうと厳正な分析が損失に対する最善なヘッジであると考えます。
過去の値動きから運用を行うヘッジファンド
金融商品の過去の値動きが、将来を占う最善のツールであると考えるタイプのヘッジファンド投資戦略です。
それぞれの金融商品の情報は、市場価格に抽出されるべきという前提に立って統計的分析モデルを活用してゆがみを検出し投資をしていきます。
ヘッジファンドにとって経済イベントは利益のチャンス
企業を取り巻く出来事や、マクロ経済の指数発表などのイベントによって、市場には新しい情報が織り込まれていきます。
この情報から生じる将来の価値と、現在市場で形成されている価格に差異があると判断できれば、そこに収益チャンスがあるのです。つまりヘッジファンドの投資戦略では、全てのイベントが収益チャンスとなるのです。