今日もご覧いただきありがとうございます!酪農家で投資家の者です。
さて、今日も今日とてMSコンサルを1000株購入しました。
27000株に到達しましたが、明日にはまた、他の株式を売却しながらの購入になります。
また、今日のワクチン接種の進歩状況ですが、
日経新聞「チャートで見る日本の接種状況 コロナワクチン」によると、
先日に比べて110万回増え、2回目接種をした人の割合は総人口の53.1%
6720万人が完了したとのことです。
ペースは少し落ち着いていますが、非常に順調ですね。
さて、今日のテーマは「MSコンサルを買う理由②」ということで、先日に続きこの企業の魅力について
見ていきます。
MSコンサルは約27億円の純資産対して、コロナ前は3~4億円の純利益を上げていました。
このままでも「それなりに良い数字」ですが、一つ、考慮するべき点があります。
それは、MSコンサルの資産の大半は「のれん」が占めている、という点です。
MSコンサルの間近の決算書を見てみると、現金を含む「流動資産」が約10億円なのに対して、「のれん」という項目で22億円もの記載があります。
この「のれん」というのは、「営業権」ともいえて、過去に企業買収などを行った際に、その企業が持っている純資産を超えている部分については、その企業が持っている「無形の価値」として、資産計上することになっています。
「はて?」と思う方も多いかもしれませんが、深く考えてはいけません笑
ここではとりあえず、「のれん」という資産は、無形のもので、実体がない、とだけ抑えていただければ大丈夫です。
さて、「のれん」には形がないので、現金などと違い、普段の経営では役に立ちません。仮に、この「のれん」が無い場合、MSコンサルの業績はどうなるのでしょうか?
MSコンサルの自己資本比率は約70%なので、のれん22億円の70%(15.4億円)を純資産(27億円)から差し引くと、11.6億円。全額(22億円)を差し引くとたったの5億円の純資産で、
毎年経営を行い、3~4億円の利益を上げている計算になります。
この場合、ROE(自己資本)は25%~最大80%まで上がります!
これはすごいことで、MSコンサルは、実質的に「資本をあまり必要とせずに稼げる会社」であるといえます。
次回はこの、「資本をあまり必要としないこと」が、どんなメリットを持つのか、説明したいと思います。
今日はこのあたりで。ご覧いただきありがとうございました!
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